【コラム】切手を郵便局で交換後に買取依頼をする-金券ショップおすすめの切手高価買取のテクニック


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意外と知られていませんが、郵便局では未使用の古い切手やはがきを手数料を払えば現在販売されている普通切手やはがき、レターパックなどの商品に交換することができます。

このサービスを利用して、古い小額の記念切手やバラ切手を金券ショップで買い取ってもらうより、その切手を郵便局で普通切手などに交換してから買取り依頼をしたほうが高くなる場合があります。
弊社の2015年4月現在の小額(10円以下)の切手シートの買取レートは額面の83%ほどで、バラになると70%になります。
もし小額切手だけで2万円を超えるようでしたら、郵便局で普通切手などに交換して買取り依頼をしたほうが高価買取りになります。

photo : hiromitsu morimoto

切手を郵便局で交換してから買取り依頼をするとどれくらい違うのか

たとえとして、40円切手の20枚構成のシートを50シート持っているとすると合計4万円です。
これを78%で買取依頼をするとした際、買取合計額は31,200円になります。

では、この40円切手を郵便局で現行の普通切手に交換してもらうとしましょう。
ここでは1,000円切手シートに交換した場合として考えてみます。
なぜ1,000円切手シートなのかというと、1,000円切手シートの買取は安定して高価買取の金券ショップが多いからです。
合計額面は40円×20枚構成×50シート=4万円ですので1,000円切手に換算すると40枚、1,000円切手シートは1シート20枚構成ですので2シートへの交換が可能です。
弊社の2015年4月現在の1,000円切手の買取レートは93.6%ですので1,000円切手にして買取を行った場合、37,440円での買取になります。

しかし、交換には手数料がかかります。
シートの数ではなくバラ1枚として切手1枚につき交換手数料が5円かかります。
そのため上記例で計算をすると「20枚構成×50シート×5円=交換手数料5,000円」のため、1,000円切手シートの買取額37,440円から交換手数料5,000円を引いた32,440円が1,000円切手に交換してから買取を行った場合にお手元に残る金額となります。

40円切手のままだと31,200円。
郵便局で交換してから買取依頼をすると32,440円。
1,240円も買取価格が高くなります。

切手シートの枚数が少なければ金券ショップでの査定や買取時間もすぐ終わりますし、これだけ差が出るのであれば少し面倒でも郵便局で交換してから買取り依頼をした方がいいのではないでしょうか。