さて【基本編】では、切手の高価買取りテクニックの一番大きな違いが出るところを案内しました。
普通切手は郵便局のサイトを見れば種類や絵柄がわかりますが、記念切手に関しては種類や絵柄が山ほどあり、どんな絵柄の切手があるのか調べれば調べるほど出てきます。
絵柄はたくさんありますが、種類に関してはいくつかにまとまっているので、その種類をチェックしてみましょう。
photo : Takanori Nakanowatari
記念切手の種類
記念切手とは大雑把に言ってしまうと昔の切手です。
昔と言っても何年前を昔と決めるのかは人それぞれですから、現在郵便局で販売している100枚構成の切手以外が記念切手という認識で概ね問題ありません。
記念切手の中にも色々種類があります。
【グリーティング切手】 夏と冬の2回、販売時期があります。 季節に合わせたデザインでシールタイプの切手です。 【ふるさと切手】 発売されるのが地域限定の切手です。 【小型シート】 郵便局の窓口で販売されている切手シートよりも小さいサイズの切手シートです。 たいていの場合、数枚もしくは1枚の切手が大きな余白(耳紙”みみがみ”)に囲まれている形になります。 小型シートで代表的なシートは「お年玉付き年賀はがき」の景品が「小型シート」です。 【写真付き・フレーム切手】 自分の好きな写真やイラストなどをデザインできるオリジナルの切手です。 しかし、切手としての効力は持たないので要注意です!
代表的な記念切手
上記で紹介した記念切手の種類の中でも代表的な【グリーティング切手】と【ふるさと切手】について少し触れておきます。
【グリーティング切手】
大半がシールタイプになっているので、切手を切り離すときに失敗して欠けてしまうなんて心配がありません。
キャラクターものから動物ものまで、種類は豊富です。
また形も大小もさまざまですので、ちょっとした遊び心があります。
しかし、ビジネス向きではありませんので仕事関係で使用する際は気をつけましょう。
【ふるさと切手】
発行当初(1989年)は「地方切手」という名前でしたが、切手収集家がふるさとを題材とする切手シリーズだったため「ふるさと切手」と呼ぶようになり「ふるさと切手」で定着しました。
2007年までは地域限定発売されていましたが、2008年以降は全国で発売されるようになりました。
ふるさと切手ということで、絵柄がそれぞれの地域をモチーフにした絵柄になっており、収集家の心をくすぐるきってになっていて人気があります。
代表的な記念切手の種類分けを紹介しましたが、紹介できたのほんの一部で、まだまだ記念切手の種類はあります。
●●何周年記念、●●発売記念など、いろいろな記念に合わせて切手も販売されているので、切手を通して時代の流れを感じることもできるのではないでしょうか。