自動車重量税印紙という印紙をご存知でしょうか?
自動車重量税とは国税庁のホームページで定義を確認しますと、
自動車検査証の交付等を受ける者及び車両番号の指定を受ける者が納税義務者
となる税金で、納付方法は
自動車検査証の交付等又は車両番号の指定を受ける時までに、原則として、その税額に相当する金額の自動車重量税印紙を自動車重量税納付書にはり付けて納付します
とあります。ここで自動車重量税印紙が登場するというのがまず重要なあらましです。
photo : halfrain
環境性能に優れた自動車に対する自動車重量税の減免措置
さらに読み進めていくとなかなか興味深い内容もありますので、自動車重量税については国税庁のホームページでぜひとも1度は目を通すことを純粋にオススメいたします。
平成24年5月1日から平成27年4月30日までの間に最初に受ける新規車検又は継続車検等(自動車検査証の交付等)の際に納付すべき自動車重量税について減免されます。
とのことで、環境にやさしい車をみんな、どんどん買ってねーという国策ですね。でも自動車大国ニッポンですから、ぜひともこの減免措置は一国民として受け入れましょう。
また、お手元に「自動車検査証」等をご準備していただきますと、エコカー減税等の対象自動車をスムーズに確認することができますので宝くじではありませんが、かならずお手元に対象の車種かどうか確認してから金額を調べてくださいね。
肝心の自動車重量税額はいくら?
エコカー減税対象車でない場合ではほとんどが「13年未満車」(※)(次は18年未満・18年経過と続きますが・・・同じ車ここまで乗ればこれはこれでいいですね)となりますので、今回は「13年未満車」で考えましょう。
(※)「13年未満車」とはエコカー減税の対象車種外で、車検証の「初度登録年月」に記載された年月から、12年10ヶ月以内の自動車
詳しくは国土交通省のホームページに書いてありますが、細かすぎます。
2年(車検実施時)の自家用乗用自動車(定員10人以下)の自動車重量税額一覧で考える
~500kg以下で8,200円 ~1,000kg以下で16,400円 ~1,500kg以下で24,600円 ~2,000kg以下で32,800円 ~2,500kg以下で41,000円 ~3,000kg以下で49,200円
自動車重量税は、ご覧の通り、結構かかりますね。これは少しでも安くするためにぜひとも金券ショップを利用しましょう。
自動車重量税印紙を取り扱う金券ショップをさがそう
自動車重量税録印紙を取り扱う金券ショップもあります。
郵送で購入することができる金券ショップで、大量に購入する予定のある事業者さん、たとえば
タクシー事業者 中古車販売事業者 その他普通車・軽自動車などの車を取り扱う事業者 など
の方には非常に有益ではないでしょうか。
自動車重量税の納税を控えている方は事業者に限らず一度金券ショップをぜひ覗いてみてください。
また、自動車重量税印紙に限らず印紙を取り扱う金券ショップはたくさんあります。
印紙は風で飛びやすいので、厳重に管理していることもありあまりお客様の目に触れるところにおいてあることが少ない場合もありますが、おたずねいただければ金券ショップチケットレンジャーでも丁寧に対応させていただきますので、ぜひともお声をおかけくださいますようお待ち申し上げます。
自動車重量税の還付制度とは?
国税庁のホームページにも明記されていますが、「使用済自動車に係る自動車重量税の廃車還付制度について」として、車検の有効期間内に自動車が廃車(“使用済み”)となり、その“使用済み”の自動車が「自動車リサイクル法」に基づいて適正に廃車処理された場合に限り、車検残存期間*に相当する自動車重量税額の還付を受けられる制度です。
自動車重量税の還付金額の計算方法とは?
納付済の自動車重量税額 × 車検残存期間(※) ÷ 車検有効期間 = 還付金額 (※)車検残存期間とは: (例)49,200円(自動車重量税)× 20箇月(車検残存期間)÷ 24箇月 =41,000円
これは絶対に知っておきましょう。
自動車重量税印紙をせっかく金券ショップで購入してお得に納税できたのであれば、廃車手続きもしっかりと行えばよりお得な自動車ライフを堪能できますよ!ぜひご活用ください。