新幹線のメイン区間「東京-新大阪」のお得な最安値をまとめてみた:新幹線回数券やJR東海株主優待券など


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「東京⇔新大阪」は「東京⇔名古屋」と並んで日本全国の新幹線の中でもメイン中のメイン路線なのでいろいろな行き方があります。
その中でも安く行くとしたら、旅行社のパックで行く方もいると思います。
確かに安いし、ホテルもついてお得です。
でも、乗れる新幹線も限られているし、乗りたい時間は追加料金がかかったりして、最終的には高くついたり、時間変更もできずに困ったことがあるなんて話を耳にしたことがあります。

photo : Doug

回数券を利用しよう

次に回数券を買うことを考えると確かに安くなりますが、回数券は有効期限があり、6枚セットで販売されているので、有効期限内にすべて使い切れるかという問題があります。
そこでおすすめなのが回数券を1枚からバラ売りしている金券ショップです。
しかも、店舗によっては回数券を駅で買うより安い価格で売っている場合があります。

回数券は乗車したい新幹線の出発日の1ヶ月前から予約ができます。
でも、そんなに前から予定を立てられなかったり、変更するかもしれない可能性があって心配になるかもしれませんが、回数券での予約はそんな心配は無用なのです。
回数券での予約は何度でも変更が可能なうえに、予約をやめて予約をする前の状態の券に戻せるのです。
ただし、予約をする前の状態の券に戻すのには駅の窓口が限定となりますが、予約の変更だけなら駅の自動発券機でもできるものがあるので、わざわざ窓口に並ぶ必要はありません。

しかし、回数券には注意点があって、GWやお盆休み、年末年始など、回数券が利用できない期間があるので購入前に確認が必要です。
では、回数券が利用できない期間にかぶってしまった場合はどうするか?
そんなときは、すべての路線が安くなるわけではありませんが、JRの株主優待券を利用する方法があります。

JR株主優待券を利用しよう

JR東日本、東海、西日本の各社で株主優待券のルールが異なるため、よく調べてから購入しましょう。

ここでは「東京⇔新大阪」で検証してみます。
「東京⇔新大阪」の指定席の繁忙期価格は、通常料金の200円増しの14,650円です。
「東京⇔新大阪」はJR東海の区間になるので、JR東海の株主優待券を利用します。
利用する際は、必ずJR東海の窓口で予約と支払いをする必要があります。
1枚1割引で片道最大2枚使用可能なので片道最大2割引になり、14,650円の2割引の価格は11,720円です。

しかし、JR東海の株主優待券は無料ではないのでその分の金額も加算します。
金券ショップでの価格の相場は2017年2月現在、1枚980円〜1,100円となっていますので、その金額の2枚分を加算すると片道13,680円〜13,920円になります。

注意点として、あくまでも「東京⇔新大阪」の区間が割引対象なので、都区内や市内は割引になりません。

このようにして、利用する日時や目的に応じて、旅行のパック、金券ショップの回数券、JR株主優待券をよく検証して、そのときそのときに合った利用方法を選択することでお得に移動ができます。

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