【コラム】国際電話テレホンカード(テレカ)は金券ショップで格安販売中!海外旅行のおともに


payphone

LCC(格安航空会社)などの出現や羽田空港の国際線増便などで、海外旅行がとても身近になってきました。
旅行会社のパンフレットなどを見るとアジアなら国内旅行よりも安く海外旅行が楽しめるプランなどもよく見かけます。

海外へ行ったことのある方なら、一度くらいは困った状況になったことがあるのではないでしょうか。
情報に疎い海外で「交通手段がわからない」や「予定が変更になったがネットができない状況でどうすればいいかわからない」、「スリなどの犯罪被害にあった」など、世界一治安がいいと言われる日本に住むわれわれが海外に行くということは、必ず日本より治安の悪い場所に行くということになります。
海外旅行でトラブルや困った状況に陥ったとき、または現地の友人と連絡を取りたいなど、さまざまな場面で海外でも電話ができればと思う場面があるはずです。

では、実際に国際電話をかけようとする場合、どのような手段があるのでしょうか。

photo : Gord Webster

知ってますか?国際電話をかける方法

国際電話をかける方法は主に以下の5つがあります。

【携帯電話・スマートフォンから直接かける】
まず最初に思いつく方法がこれではないでしょうか。
しかし、最近発売されている端末には最初から海外でも利用できる設定がされていますが、古い端末などには事前に設定・申し込みが必要な場合もあるので確認が必要です。
また、通話料もまだ高額で、慣れてない人にとっては手順も複雑なため難易度は少し高めです。

【公衆電話やホテルなどの電話から直接かける】
携帯電話・スマートフォンが国際電話機能に対応していない場合などに思いつく方法のひとつです。
しかし、国際電話機能がある公衆電話からかける場合は、国によって電話の使い方が異なります。
そのため、初心者にとっては手順が複雑なため難易度はこちらも少し高めです。
なお、ホテルの電話からかけると通話料のほかに、手数料等がかかることがあります。

【日本の国際電話会社の現地のアクセス番号を通じてかける】
KDDI、NTTコミュニケーションズ、ソフトバンクなどの日本の大手通信会社で国際電話を扱っている会社は、比較的簡単な手順でクレジットカード払いの国際電話を利用できるサービスを提供しています。
全体的に直通の国際電話よりは安めの料金設定がされているため、その点でもかけやすくなっています。
なお、各電話会社の現地のアクセス番号を事前確認する必要があります。

【国際電話用のテレホンカードを使用する】
手順としてはそれほど難しくなく、事前にかけ方を確認しておけば他と比べて非常に安く国際電話を利用できます。
また、プリペイドカード式のため、電話をかけ過ぎて多額の通話料を請求される心配もありません。

【国際携帯電話をレンタルする】
事前の準備が必要で、料金もレンタルの基本料金+通話料金となります。
レンタル会社によって利用できるエリアが異なるのでご注意が必要です。
一般的な海外旅行では国際携帯電話をレンタルする必要はないかもしれません。

最近では国際電話機能がある携帯電話・スマートフォンが普及しているため、国際電話は以前よりも身近なものになってきてはいますが、それでもまだ手順を知らなかったり、通話料が高額という難点があります。

おすすめは国際電話用テレホンカード

通話料と操作手順の面から考えると、現在のところ、費用対効果が高いのは国際電話用テレホンカードの利用ではないでしょうか。
手順さえ覚えてしまえば、上記で紹介した中では低価格で国際電話を利用できます。
また、プリペイドカード式のため電話のかけ過ぎで通話料が多額になる心配がないこと、有効期限内であれば残高がゼロになるまで何度でも利用できることなどから、利便性・経済性に優れていると思われます。

料金は気にせず、とにかく簡単に国際電話を利用したいという方には、決まった番号にかければ日本語のオペレーターにつながり、電話をかけたい相手の番号や名前などの情報を伝えるだけで、国際電話をつないでくれるといったサービスもあります。
ただし、料金は非常に高額です。