【コラム】テレホンカード(テレカ)は金券ショップで格安購入できます-公衆電話を利用して電話代を削減する方法


phone

NTTによると携帯電話の普及で2000年から2015年にかけて公衆電話の台数は1/4程度に減っています。
それに伴いテレホンカードの需要も減っているとみなさんは思っているでしょう。
たしかに全盛期よりは減ったものの金券ショップではまだまだ需要のある商品として扱われています。
それはテレホンカードが公衆電話で使う以外に利用方法があるからです。

photo : MIKI Yoshihito

NTTの電話料金をテレホンカードで支払える

「テレホンカード=公衆電話」というイメージが固定的に広まってしまっているため、「公衆電話の減少=テレホンカードの需要減少」に結びつきやすいですが、テレホンカードとはその名のとおり、電話のカードです。
そのため、公衆電話だけでなく、NTTの電話料金の支払いにも利用できるのです。

ただし、電話料金の支払いに充てるには様々な条件があります。

【対象テレホンカード】
未使用の1000円カード(105度数)、500円(50度数)カードに限ります。
※交換期間(有効期限後5年間)を経過したICテレホンカード、および高額磁気テレホンカード(3000円カード、5000円カード)は除きます。

【対象回線】
加入電話、ISDN、ひかり電話(電話サービス)、ひかり電話オフィスタイプ(電話サービス)
※(ひかり電話ビジネスタイプ・ひかり電話オフィスA(エース)は除く)

【対象料金】
請求書に計上される、「ダイヤル通話料」、「INS通話料」、「ひかり電話通話料」、
「ひかり電話オフィスタイプ通話料」及び「携帯電話・PHSへの通話」に限ります。

【手数料】
磁気テレホンカード:1枚につき50円(税抜)
ICテレホンカード:1枚につき100円(税抜)
※手数料は「電話料金請求書」にて初回に一括請求されます。
※手数料は送付したテレホンカードから相殺することはできません。

【申込方法】
郵送による申し込み。
※郵送受付に係る郵送費用については、NTTが負担してくれます。

多少手間はかかりますが、固定電話の電話料金が比較的高額な人は、金券ショップでテレホンカードを購入して、固定電話の支払いに充てることでかなり節約することもできます。

テレホンカードでホテルに泊まれる!?

なんと宿泊費の支払いにテレホンカードを使用できるホテルがあります。
広島県の山陽新幹線の福山駅から徒歩1分の場所にある「福山ニューキャッスルホテル」です。
支払いにテレホンカードが使用できることがホームページ上にも記載されており、支払いに充てるテレホンカードに制限枚数もありません。
ただし、未使用のテレホンカードに限り、換算率もテレホンカードの度数の8割換算になります。
50度数(500円)なら400円分、105度数(1050円)なら840円分としての計算になります。
その他、詳細につきましては、福山ニューキャッスルホテルへお問い合わせください。

なお、かつてはビジネスホテルチェーンの東横インでも使用できましたが、2010年(平成22年)7月31日をもって、このサービスを終了したため、現在では福山ニューキャッスルホテルが日本で唯一、宿泊費の支払いにテレホンカードを使用できるホテルとなっています。

お得な利用方法があるテレホンカードの購入には、ぜひ金券ショップチケットレンジャーをご利用ください。