【コラム】タクシープリペイドカード(タクシー券)・タクシーチケットの残高について


taxiメーター

タクシーを利用する際にみなさん支払いは現金で済ませてますか?
現金での支払いは小銭を用意しなければなりませんし、支払った金額が細かいといくら支払ったのかわからなくなりおつりが合ってる合ってないで乗務員とトラブルになる可能性も否定できません。
そんなややこしい話を防ぐためにもオススメしたいのがタクシープリペイドカード(タクシー券)・タクシーチケット等のタクシー専用の金券です。
photo:Kuruman

タクシープリペイドカード(タクシー券)とタクシーチケットの違い

タクシープリペイドカード(タクシー券)とタクシーチケットとでは、意味合いがそもそも変わってきます。
まずタクシープリペイドカード(タクシー券)は、国内唯一のタクシー料金前払いできるカードで、額面分購入すればその金額分を支払いに充てられるカード(またはクーポン券)となります。
タクシープリペイドカード、通称タプリカードは取扱店またはタプリカード専用HPのインターネット申し込みによって購入することが可能です。

タクシー券は2010年3月にタプリカード発行とともに販売を終了しました。
また、タプリカードには有効期限が設けられており、その有効期限が過ぎた翌日からカード(またはクーポン券)は失効してしまうので注意が必要です。

タクシー券は有効期限はないようです。
タプリカードは、盗難又は紛失等による再発行はしておりませんが、

破損により所定の機器で使用できない場合に、再発行申請書を提出し、

かつタプリカードを呈示したときは、タプリカードの再発行を行っております。
一方タクシーチケットは、タクシー乗車後にタクシーチケットに必要事項を記入し乗務員に手渡す形になり、いわば手形に近い形の金券となります。

支払い方法に関して、タプリカード(タクシー券)は前払いでしたが、

タクシーチケットはタクシーチケットに必要事項を記入して後日請求されて指定口座より引き落としとなる後払い制となります。
また、申し込みに関して、タプリカード(タクシー券)のように購入したら使えるというわけではなく、

「新規契約申し込み」をして、審査が通ってから利用することが出来るのです。
タクシーチケットは有効期限がないのが特徴です。

そのため、慌てて使い切る必要がありませんので、その点は安心してご利用いただけるのではないでしょうか。

タクシープリペイドカード(タクシー券)とタクシーチケットの残高はおつりとしてもらえるの?

タクシープリペイドカード、タクシー券、タクシーチケットそれぞれの支払い方法が異なるとおり、残高についても異なります。

  • タクシープリペイドカード:料金前払い式のプリペイドカードなので、残高が0になるまで繰り返し利用し続けることが可能です。そのため、残高はカード内で使用することが出来、現金での残高分の支払いは行っておりません。
  • タクシー(クーポン)券:タクシー(クーポン)券は残高分を現金でおつりで出るクーポン券となります!なので、もしタクシー降車時に740円の請求があった場合には1000円分のクーポン券を利用すれば260円の残高分を現金として受け取ることが出来るのです。
  • タクシーチケット:タクシーチケットの場合はすべて後払い制となるため、残高を現金のおつりとして渡されるわけではありません。

タクシープリペイドカード(タクシー券)・タクシーチケットの残高についてまとめ

いかがでしたでしょうか。
タクシープリペイドカードは前払い制によって残高をおつりとしてもらうことは出来ず、

タクシーチケットの場合は後払い制なのでこちらも残高をおつりとしてもらえるわけではありません。
その点、タクシー(クーポン)券であれば残高分のおつりがもらえますし、

その上タクシープリペイドカードのように有効期限もないため、利用してみる価値はあると思います。

また、タクシー(クーポン)券は既に発行を終了しているため、わりと貴重な金券となります。

金券ショップでも取扱いはされていますが、数はそんなに多くないので、

お早めのご購入をオススメ致します。