【コラム】私鉄株主優待乗車証(定期型)を利用して半年間の通勤交通費を安くする方法


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みなさんは電車で通勤するとき、定期を利用していますか?
それとも出勤日数が少ないから回数券などを利用していますか?
週5日出勤なら、間違いなく定期を利用していることでしょう。
その定期、乗車する鉄道が私鉄限定になりますが、距離が長くて高額な人ほどお得になる方法があります。

鉄道会社が発行している株主乗車証(定期タイプ)を利用する方法です。

関東圏内の私鉄で、東武鉄道、東急電鉄、小田急電鉄、京成電鉄、西武鉄道、京王電鉄、京急(京浜急行電鉄)、相鉄(相模鉄道)、新京成電鉄、富士急行、秩父鉄道など、私鉄を運営している企業のほとんどは株主優待券として出しています。

また、関東の次に私鉄が多い大阪を中心とした関西圏内の私鉄でも、近鉄(近畿日本鉄道)、名鉄(名古屋鉄道)、西鉄(西日本鉄道)、京阪電鉄、山陽電鉄、神戸電鉄、阪急電鉄、阪神電鉄、南海電鉄など、こちらも私鉄を運営している企業の大半が主に大口の株主優待の内容として提供しています。

期日は6ヶ月単位ですので、自身が利用する鉄道会社の株主優待券が発行される日時を鉄道会社の株主情報を見て調べます。
次に自分が利用する区間の6ヶ月分の定期代を計算します。
そして、株主優待券の発行が始まったら、金券ショップやオークションなどで株主乗車証(定期タイプ)を探します。
その価格が6ヶ月分の定期代と比べて安ければ買いです。

あまり流通量が少ないので、安いものを見つけたら迷わず買いましょう。
早ければ早いほど、日数が多くなるのでお得感があります。
うまくすれば、6ヶ月プラス2週間ということもあります。
そして、全線利用可能ですから通勤以外の他の区間でも利用できるので、お得感は倍増です。

photo : Yamaguchi Yoshiaki