年始の大切なご挨拶、年賀状に込められた日本人の美徳
年賀状は、年の最初のご挨拶になります。年始の喜びを特に大切にする日本人には、年賀状にも欧米とは違った「美徳」を持っています。
たとえばアメリカといったキリスト教を国教とする国では、クリスマスカードを何よりも大切にしています。年賀の挨拶も、クリスマスカードに含まれていて、12月31日~1月1日にカウントダウンパーティは派手にするものの、日本の年賀のようなかしこまったご挨拶の伝統はありません。
そんな年の始まりにかけた厳かな想いを込めた日本の年賀状。送る相手の気持ちも汲みとって、記念になるいいものを作りたいですね。最近では年賀状作成ソフトも普及して、パソコンで写真やイラストを使って凝った年賀状を作られる方もいます。そんな時間のない人には、イラストの入った年賀状も用意されているので便利です。そもそも、郵便局で販売している年賀はがきにはどのような種類があるのでしょうか?
年賀はがき(年賀状)の購入(通信販売)
年賀はがき(年賀状)の買取
趣向や用途で選べるさまざまな年賀はがき(年賀状)
郵便局が販売している年賀はがきには大きく6つの種類があります。まず、「無地」のものですが、同じ無地でもいろいろと種類があります。「くぼみ入り」のもの、プリンターに対応した「インクジェット紙」、さらに写真のプリントに適した「インクジェット写真用」などがあります。
「くぼみ入り」は、上下や表裏が目の見えない方や弱視の方も判別できるよう、はがきの左下部に半円形のくぼみが入ったものです。「インクジェット紙」はその名の通りインクジェットプリンターに対応したもの。文字の印刷やイラストなんかを自作した場合の印刷に適しています。そして「インクジェット写真用」は、家族の写真を印刷したり、アーティスティックな写真で年賀状を際立てた印刷を行いたいときに適しています。価格は1枚につき10円高くなりますが、印刷のクオリティがかなり違います。
そのほか、ディズニー好きな方には「ディズニーキャラクター年賀」、または「ハローキティ年賀」、送る年の干支がデザインされたもの。また裏面に絵柄の入った「絵入り[寄附金付]全国版」は1枚につき5円が寄附金となり、その寄附金は社会福祉の増進、青少年の健全育成を目的とする事業などを支援するために使われます。「絵入り[寄附金付]地方版」は、各都道府県ごとの風物をモチーフに絵柄にし、こちらも全国版と同様に5円の寄付金が含まれています。
Photo : イラストの入った年賀はがき(年賀状)(2017年用)
レーザープリンターをお持ちの方もいらっしゃると思いますが、レーザープリンターに対応したはがきは用意されていません。また、インクジェット紙をレーザープリンターに用いると、表面のコーティングが溶けてプリンターに付着し、故障の原因にもなりますので注意が必要です。レーザープリンターをご利用されたい場合は、「無地」の普通紙を使いましょう。また、「やっぱり年賀状は墨で手書きでなくちゃ」という方にとっても、無地の普通年賀ハガキは重宝します。パソコンがこれだけ普及した昨今でも、無地普通紙の年賀はがきの需要があるのはそのためですね。
年賀状を格安で購入する方法
気になる年賀状のお値段ですが、郵便局などでは無地の普通紙、インクジェット紙、ディズニーキャラクター年賀(こちらもインクジェット紙)、ハローキティ年賀(インクジェット紙)などは52円、写真用で62円、寄付金付きの全国版・地方版年賀はがきが57円となっています。
年賀状は郵便局ではもちろん、コンビニなどでも購入することができます。手数料などはかからないので、近場で手に入れたい方にはコンビニは便利ですね。そこで盲点となっているのが、「金券ショップ」です。節約通の方はすでにご存じかと思いますが、金券ショップも年賀状を数多くそろえているうえに、郵便局やコンビニで定価で買うよりも格安に手に入れることができるのです。なぜか? それは秘密です。(笑)
ですので、枚数をたくさん使われる方も、少しでも節約されたい方も、金券ショップで年賀状を購入するのは非常に賢い方法と言えます。もちろんチケットレンジャーでも多くそろえておりますので、在庫があるうちに早めにお問い合わせください! さらにチケットレンジャーでは年賀状の「インターネット通販」に対応していますので、自宅から必要なだけ注文できます。しかも一定数量以上で日本全国送料無料! これは見逃せない年賀状の購入方法ですね。
最後に、皆様、どうぞよいお年を!