「N・S・ハルシャ展」でインド美術を体験

N・S・ハルシャ展:チャーミングな旅

六本木の森美術館では、2017年2月4日(土)から6月11日(日)の期間の間、インドで最も注目されているモダン芸術家であるN・S・ハルシャの個展「N・S・ハルシャ展:チャーミングな旅」が開催されます。1990年代後半からのハルシャの新旧の作品が展示され、初の大型個展になる予定なので是非森美術館まで足を運んでその魅惑的な作品群を鑑賞して頂きたい思います。

N・S・ハルシャとは

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photo : www.artsceneindia.com

N・S・ハルシャは1969年、南インドの古都マイソール生まれ。現在もインドを中心に活動を続けるアーティスト。インドの経済発展とともにハルシャ自身も世界を舞台に数々の展覧会をこなしてきてました。

南インドの「生活環境」「文化」「人間」「自然」に向き合いながら、生きることをテーマに芸術家としての地位を確立し、今日まで作品を作り続けてきました。

展示会に向けてハルシャの作品を少しだけご紹介したいと思います。

N・S・ハルシャの作品の視点

インドのマイソールというローカルな視点から描いた作品の数々はアジアやヨーロッパ美術とは違い、インド独特の世界観が感じられます。

「ここに演説写真しに来て」2008年作品
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photo : www.mori.art.museum

「道を示してくれる人々はそこに居た、ここに居る、そこに居るだろう」2013年作品
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photo : jp.pinterest.com

人間と動物の関わり方とは、インドとの経済発展ともにハルシャが表現したかったものはなにか。日本という先進国の観点から作品を鑑賞すると見えてくるものがあるかもしれません。

NSハルシャ「開発」2004年作品
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photo : www.fashion-press

絵画という枠組みにとらわれず、現代の不条理さやマイソールからの視点など世界に向けて問題提起をしていることが伺えます。

2017年の春は、是非「N・S・ハルシャ展」へ

いかがだったでしょうか、アジアや欧米等の美術展とはまた違った表現や問題的等が受け取れる「N・S・ハルシャ展」。今回マイソールからの便りとしてインドの経済、文化、人間と動物との在り方など、我々が日本という立場から様々なテーマをもって作品に向かい合ってみてはいかがでしょうか。

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森美術館 開館時間
10:00-22:00(火曜は17:00まで)
※いずれも入館は閉館の30分前まで
※会期中無休

アクセス(六本木ヒルズまで)
会場:森美術館 東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー53階