2016年、パリのピカソ美術館で大好評であった「ピカソ ジャコメッティ展」が記憶に新しいところですが、2017年6月14日(水)からは東京六本木の国立新美術館にてジャコメッティの作品を中心とした展覧会「ジャコメッティ展」が開催されます。
今回はアートの巨人と言われたジャコメッティの人物像や作品を紹介し、その魅力に迫りたいと思います。2017年は初夏の陽気とともに是非作品を鑑賞しに六本木 国立新美術館に足を運んでいただければかと思います。
アートの巨人、アルベルト ジャコメッティ
アルベルト・ジャコメッティ(1901年-1966年)
photo : wikipedia.org
アルベルト ジャコメッティ:プロフィール
スイス出身の彫刻家、画家、版画家。芸術家の父を持つことから幼少期からアートに触れる。初期はシュルレアリスム(※下記参照)の画家として活躍し、あのピカソとも交流がありました。1930年代からは人物アートに着手し針金のように細い彫刻は彼の代表作になりました。活動は主にフランスで行い、様々な芸術分野で高い評価を得ました。
シュルレアリスム
仏詩人アンドレ・ブルトンが起こした芸術運動の形態であり、日本では超現実主義と訳されることが多い。(以下同様)
それでは彼がどのような作品を手がけてきたのか見て行きましょう。
シュルレアリスム時代のジャコメッティ
初期の頃はジャコメッティは実験を繰り返しており、独特のスタイルがまだありませんでした。1930年からはシュルレアリスム運動に参加しその思想にちなんだ作品を制作し始めます。
1932年の「午前4時の宮殿」はシュルレアリスム時代の彼の代表作。
photo : giovannikki.cocolog-nifty.com/
1935年あたりからシュルレアリスム的作風を放棄して、人物モデルの彫刻に没頭することになります、それが彼の代名詞ともなるあの細長い彫刻になるのです。
細長い彫刻はジャコメッティの代表作!
ジャコメッティは人間の彫刻制作に没頭し続けました。彫刻は見ての通り細長くどこか引き伸ばされた形状になっており、その作品はテーマごとに様々なエピソードがあり、人間の在り方を表現した作品としてフランスの彫刻界で高い評価を得ました。
肉付けもなくビジュアル的にインパクトのある彫刻は彼の作品の代名詞。
photo : www.ggccaatt.net/
特に「歩く人」、「指を指す人」は有名ですので展覧会の前に是非予習しておきたいですね。
ジャコメッティの肖像との矢内原伊作
現在の100スイスフランにはジャコメッティの肖像が印刷されており、裏面には前述した細長い彫刻の「歩く人」が印刷されています。彼がどれだけ偉大であるか、その作品、価値まで今回の展示会で鑑賞することが出来ます。
photo : www.oudevalutas.com
裏面には彼の代表作の「歩く人」
photo : www.vreemdgelddirect.nl/
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また以前から交流のあった日本人の哲学者、評論家の矢内原伊作氏もジャコメッティの彫刻モデルになったことで有名ですね。
「ヤナイハラⅠ」1960
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矢内氏はジャコメッティにまつわる著書を書いておりますので是非その彫刻モデルになったいきさつやジャコメッティと過ごしたエピソード等を知る機会にしていただければかと思います。
アートの巨人が国立新美術館に、「ジャコメッティ展」まとめ
いかがだったでしょうか。2017年の夏はアートの巨人ジャコメッティの作品に触れてみてはいかがでしょうか。チケットレンジャー六本木店ならジャコメッティ展を始め、六本木周辺の美術館などの各安チケットなども取り扱っております。是非お立ち寄り下さい。
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