10年ぶりの「ダリ展」、奇才の傑作が六本木　国立新美術館に招来！

20世紀を代表する芸術家サルバドールダリの作品が展示される「ダリ展」が、東京六本木にある国立新美術館にて展示会が10年ぶりに開催されます。海外からサルバドール・ダリ美術館、ガラサルバドール・ダリ財団、国立ソフィア王妃芸術センターなどの世界でも最もダリの作品の貯蔵されている美術館から送られて来る作品に加えて、国内にも貯蔵されている作品250点作品がここ六本木に招来します。ダリファンならもちろんのこと、これからダリのことを知ろうという方もぜひ今回の展示会に足を運んで20世紀の巨匠の作品に触れてほしいですね。

奇才サルバドールダリ、特徴はひげ

ダリは1904年にスペインのカタルーニャ地方のフィゲーラスで生まれ、少年時代から絵画に興味を持ち、マドリードの美術学校で学び画廊で最初の個展を開催。スペインのほかフランス、アメリカなどで国境を越えて国際的に活躍してきたアーティストです。その才能豊かな持ち主ではありますが彼の外見もかなり特徴的です。
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photo : news.livedoor.com/

写真はダリトレードマークにもなっているひげ。日本のお笑いタレント、ルー大芝にそっくりであることから京都の美術館のポスターはダリとルー大芝のコラボしたポスターになりました。

それでは六本木　国立新美術館で開催される「ダリ展」の模様を少しご紹介したいと思います。

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ダリの歴史を辿れる魅惑の回廊展

今回のダリ展では1900年代初頭の初期作品からモダニズム、シュルレアリズム、第二次世界大戦時のアメリカへの亡命、原子力時代から1989年の晩年の作品に至るまで時代を背景に彼の作品を足跡をたどる事ができます。

また絵画や彫刻の作品の他に、舞台装置や衣装のデザイン、宝飾品から映画の作品まで彼の多岐にわたる才能をこの展示会では存分に味わうことが出来ます。

ダリの最重要作品にもなっている「ダリの時計」。歪んだ時計でどこか摩訶不思議ですがどこか引き込まれていきます。「やわらかい時計」「溶ける時計」など表されることもあり、この形をした時計グッズなども販売されダリファンを喜ばしています。

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photo : ggccaatt.net

多くのジャンルのが並ぶ過去最大の回廊展。時代背景を追いながらダリの魅力がたっぷり楽しめる充実した内容になっています。