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金沢２１世紀美術館について

※引用：Wikipedia

金沢２１世紀美術館とは、石川県金沢市広坂にある現代美術を収蔵した美術館で、金沢大学附属中学校・小学校・幼稚園があった場所に、建てられました。

金沢２１世紀美術館は、「新しい文化の創造」と「新たなまちの賑わいの創出」を目的として、2004年10月9日に開館致しました。
金沢２１世紀美術館は、ミュージアムとまちとの共生により、新しい金沢の魅力と活力を創出していきます。

金沢２１世紀美術館は、世界の「現在（いま）」とともに生きる美術館として、現代美術を多く取り扱っております。

また、まちに活き、市民とつくる、参画交流型の美術館として教育、創造、エンターテインメント、コミュニケーションの場など、新たな「まちの広場」としての役割を果たしております。

金沢２１世紀美術館は、夜間開館や魅力的なショップ、レストランなど利用者ニーズに対応し、気軽さ、楽しさ、使いやすさがキーワードのこれまでにない美術館です。
そのため、建築についてもこだわりのデザインとなっており、多方向性=開かれた円形デザインは建物が街と－体になるためのデザインです。
また、展示室やカフェレストラン、アートライブラリーなど、それぞれに個性豊かな各施設はほぼ水平方向に配置することにより、街のような広がりを創造します。
さらに、外壁や建物内の壁面の多くにガラスを採用し、「透明であること、明るいこと、開放的であること」を求めました。

こうして、2004年10月に金沢２１世紀美術館はオープンし、その翌年の6月には入館者数100万人を記録致しました。
北陸新幹線の開通も相まって、金沢２１世紀美術館の人気は衰えず、2014年に開館10周年を迎えました。

金沢２１世紀美術館ロゴマークについて

金沢２１世紀美術館ロゴマークは、グラフィックデザイナーの佐藤卓氏により出されました。

外側に開かれた美術館、正面のない美術館、多様な使い方が可能な美術館など、金沢２１世紀美術館ならではのコンセプトをそのままマークに採用されております。
さらに、ロゴマークとしてのみの使用に限らず美術館や展覧会会場サインとしても使うことが可能となっております。
いろいろな使用環境で自然に多くの機能が発見されることを前もって想定しデザインされました。

• 佐藤卓氏とは・・・
  東京都出身のグラフィックデザイナー。 パッケージデザイン、グラフィックデザイン、アートディレクションを中心に活躍しております。
  1979年東京藝術大学デザイン科卒業、1981年東京藝術大学大学院修了、株式会社電通退職後、1984年佐藤卓デザイン事務所を設立しました。
  日常生活や消費社会における商品デザインを中心に、VIやプロダクトデザイン、商品企画、テレビ番組のアートディレクションなど、その活動は多岐にわたります。