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出光美術館について

※引用：Wikipedia

出光美術館とは、東京都千代田区丸の内及び福岡県北九州市門司区の門司港レトロ地区にある、東洋古美術を中心とした美術館です。
出光美術館の運営は、公益財団法人出光美術館です。

出光美術館は、1966年出光興産創業者である実業家・出光佐三が長年に亘り収集した美術品の展示である出光コレクションを展示する美術館として開館致しました。
開館後の1972年には文部省の認可を受け、財団法人出光美術館が設立されました。

出光美術館は、皇居のお濠に面した帝国劇場、ならびに出光興産本社が入居する帝劇ビルの9階ワンフロアにて展示を行っており、館内のロビーからは隣接する皇居外苑が一望できます。

出光美術館の展示は、日本の書画、中国・日本の陶磁器など東洋古美術を中心に行われており、テーマに沿った内容で年5から6回の展覧会を開催しております。
また、併設展示として出光美術館コレクションを代表するルオーの作品を紹介する専用展示室があるほか、アジア各国および中近東の陶片資料を集めた陶片室は、充実した陶磁器コレクションをもつ出光美術館ならではの施設です。

出光美術館館内は、2006年に前面改修致しました。

2016年現在、出光美術館は開館50周年を迎えました。
50周年を記念企画として、3部構成で開催する「美の祝典」期間中、国宝「伴大納言絵巻」(三巻)を各展に一巻ずつ、10年ぶりに公開されます。

出光美術館の出光コレクション

出光興産の創業者であり、出光美術館の創設者出光佐三は、19歳の学生時代、地元博多の古美術の売立で目にした「指月布袋画賛」の親しみやすさに心ひかれたことからコレクションを始め、70余年の歳月をかけて、日本と中国の書画や陶磁器を中心とする一大コレクションを築き上げました。

また、出光佐三は東洋絵画だけにとらわれずフランスの画家ジョルジュ・ルオーや20世紀アメリカの画家サム・フランシスなどの西洋現代美術品も蒐集していた事でも知られております。
気に入ったジャンルの作品を徹底して集めるのが佐三の蒐集パターンで、それらはいずれも国内外屈指の質・量を誇っています。

創設者出光佐三の言葉である「美術品は人の芸術作品であり、そこには日本人として独創と美がなくてはならない。そして、優れた美術品の蒐集を常に心掛け、これをもって時の人の教学の資となし、後の世の人のために手厚く保存しこれを伝えることは、美術館の最も重要な使命である」を信条として、出光美術館は現在まで、美術研究および保存・修復にもとづく展観の活動を積極的に行っておりました。
また広く国内外から招いて特別展を開催するとともに、ヨーロッパ、アメリカ、オーストラリア、トルコ、中国など多くの国々でコレクションを通じて日本文化の紹介にも努めており、さらなる充実した美術活動を目指しております。

出光美術館ミュージアムショップ

出光美術館ミュージアムショップでは、所蔵品をモチーフとしたオリジナルグッズを多数取りそろえて販売しております。

出光美術館の展覧会図録はもちろん、展示品の複製画や代表的な所蔵品の絵葉書や雑貨などオリジナルグッズを販売しております。