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箱根ガラスの森美術館について

※引用：Wikipedia

箱根ガラスの森美術館とは、日本初のヴェネチアン・グラス専門の美術館で、神奈川県足柄下郡箱根町仙石原にございます。

こちらの箱根ガラスの森美術館には、アンティークショップやカフェレストランといった施設も付帯しております。
そのため、実際に展示を行っている施設はヴェネチアン・グラス美術館と現代ガラス美術館となります。

箱根ガラスの森美術館：ヴェネチアン・グラス美術館

木の橋を渡って歩み入れば、そこはアドリア海の王女と謳われた往時のヴェネチアを彷彿とさせる室内が見渡せます。

15世紀から18世紀にかけてヨーロッパ貴族を熱狂させたヴェネチアン・グラスを、日本で初めて展示したのがこの箱根ガラスの森美術館であり、ヴェネチアン・グラス美術館です。

箱根ガラスの森美術館ヴェネチアン・グラス美術館は、中世ヨーロッパ貴族が熱狂したヴェネチアン・グラスの名品約100点を展示しております。

【ヴェネチアン・グラス】
ヴェネチアン・グラスとは、イタリア北東部ヴェネト州の州都・水の都ヴェネツィアで作られるガラス工芸品。
起源は、古代ローマ時代のローマン・グラスの発明とされております。
ルネサンス期の15世紀から16世紀にはその繁栄は頂点に達しました。
かの有名なヴェルサイユ宮殿の「鏡の間」は、ヴェネチアン・グラス生産地であるムラーノ島から連れ出された12人の職人により作成されたといわれております。
現在でもムラーノ島では多くのヴェネチアン・グラスの工房が軒を連ね、その伝統技術を継承しております。

箱根ガラスの森美術館：現代ガラス美術館

箱根ガラスの森美術館：現代ガラス美術館では、19世紀以降のヴェネチアン・グラスを中心にご紹介しております。

こちらの現代ガラス美術館にて展示されている作品は、15世紀から16世紀にかけて流行ったきらびやかな装飾がほどこされたヴェネチアン・グラスではなく、19世紀から現代に至る新たな可能性を秘めたヴェネチアン・グラスを展示しております。

現代ガラス美術館では、わずかなそよ風にもゆらゆら揺れる驚異の技術がほどこされたジュゼッペ・パロヴィエール作「風にそよぐグラス」や新しいヴェネチアン・グラスの可能性を追求したエジディオ・コスタンチーニの作品、伝統的な技術を用い、光の作用を重視した美しい造形作品を生み出したリヴィオ・セグーゾの作品を展示しております。

箱根ガラスの森美術館ご利用方法

箱根ガラスの森美術館の開館時間は、9時から17時30分までとなっております。

箱根ガラスの森美術館は、年中無休で開館しております。

箱根ガラスの森美術館の入館料金は、以下の通りとなります。

また、シニア（65歳以上）割引は、ひとり1,400円にご入館いただけます。
シニア割引をご利用の場合は、他の割引券と併用できませんのでご注意ください。

障害者割引は、障害者ご本人様とお付添いの方1名様までそれぞれ800円で ご入館頂けます。(障害者手帳をご提示ください)

箱根ガラスの森美術館のホームページより割引チケットを入手することが可能です。
箱根ガラスの森美術館の割引チケット専用ページのプリントアウトした紙をご持参または、QRコードでアクセスした携帯電話等の画面を窓口でお見せいただきますと割引が適用されます。
割引チケット1枚につき5名まで有効となります。
こちらの割引チケットは、他の割引との併用は出来ませんのでご注意ください。