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安曇野ちひろ美術館について

引用：Wikipedia

安曇野ちひろ美術館とは、長野県北安曇郡松川村にある絵本作家いわさきちひろに関する美術館で、ちひろ美術館・東京の開館20周年を記念して1997年に開館致しました。
安曇野ちひろ美術館は、安曇野アートラインの一角、松川村営の安曇野ちひろ公園内に立地しており、絵本画家いわさきちひろや世界の絵本画家の作品を主に展示しております。

長野県安曇郡松川村は、いわさきちひろ氏にとって縁の深い地域で、いわさきちひろ氏の両親が第二次世界大戦後に開拓農民として暮らした村だったのです。

その作品の特徴は、なんといっても美しい水墨画にあります。
東洋の伝統的な水墨画の技法にも通じる、にじみやぼかしを生かした独特な水彩画には、若き日に習熟した藤原行成流の書の影響も見られます。
安曇野ちひろ美術館は、数々の賞を受賞したいわさきちひろ氏の作品の魅力を存分に表した美術館といえるでしょう。

安曇野ちひろ美術館展示室

安曇野ちひと美術館では、いわさきちひろ氏の生い立ちや絵本作家たちの作品の展示、絵本の歴史を観覧することが出来ます。

• 展示室1　ちひろの仕事
  いわさきちひろ氏の代表作や絵本の原画、初期童画、油彩などを展示し、画業の全体像を紹介しております。
• 展示室2　ちひろの人生
  ゆかりの品々、素描やスケッチ、影響を受けた画家の作品、映像などを通して、いわさきちひろ氏の人生を紹介しております。
  一部では、『窓ぎわのトットちゃん』（黒柳徹子・著 いわさきちひろ・絵 講談社）の物語に使われたちひろ氏の作品を常時展示しております。
• 展示室3・4　世界の絵本画家
  世界各国の代表的な絵本画家の作品を展示しております。
  コレクション作家の作品展をはじめ、さまざまな企画展を随時開催しております。
• 展示室5　絵本の歴史
  死者の書や時祷書（じとうしょ：祈祷文や詩編を集成し、内容に合わせた挿絵をつけて、ローマ・カトリック教会のキリスト教徒としての信仰・礼拝の手引きとして編集したもの）、絵巻物、20世紀初頭の絵本にいたるまで、絵本のイラストレーションの歴史に関わる作品・資料を展示しております。
• 多目的ギャラリー
  大花壇や北アルプスを望めるガラス張りの空間で、企画展や講演会、ワークショップ、コンサートなども随時開催しております。

安曇野ちひろ美術館ご利用方法

安曇野ちひろ美術館の開館期間は、3月1日から11月30日までとなっております。

安曇野ちひろ美術館の開館時間は、9時から17時までとなっております。
ただし、ゴールデンウィーク期間やお盆期間は18時まで開館しております。

安曇野ちひろ美術館の休館日は、第2・4水曜日となっておりますが、祝休日は開館し、その翌平日を休館日と致します。
※ゴールデンウィーク期間中と、夏休み期間は無休となります。
また、展示替えシーズンは休館日となります。

安曇野ちひろ美術館の入館料は、大人800円、高校生以下無料となります。
団体20名以上でのご利用、学生証をお持ちの方、65歳以上は100円引きにてご入館いただけます。
※団体利用の場合は事前にご予約が必要です。
障害者手帳ご提示の方は半額、介添の方は1名まで無料、視覚障害のある方は無料となります。
二重割引は出来ませんのでご注意ください。
東日本大震災の罹災証明書、または被災証明書をご持参の方は、ちひろ美術館･東京、安曇野ちひろ美術館の入館料が無料となります。

安曇野ちひろ美術館では、お得な「年間パスポート」（2,500円）を販売しております。
「年間パスポート」を受付でご提示いただくと、ちひろ美術館･東京と安曇野ちひろ美術館の両館に、何度でも無料で入館できます。
「年間パスポート」の有効期限は、ご購入日より1年間です。
安曇野ちひろ美術館では、こちらの「年間パスポート」ご購入時には、両館の絵本カフェにてご利用いただけるドリンク券（コーヒーor紅茶）1枚をプレゼントしております。

安曇野ちひろ美術館館内での飲食、喫煙およびペットの持ち込み、展示室内での写真・ビデオ撮影は出来ません。
安曇野ちひろ美術館にて展示されている作品にはお手を触れてはいけません。